2016年4月9日土曜日

秋月のオーディオアンプキット(TA7252AP使用)

先日は秋月のTA8207アンプを作りましたが、今回は同じく秋月電子のTA7252アンプを2台使ったステレオアンプを作ってみました。TA7252のアンプキットは1個500円ですが、2個だと少し単価が下がって900円になります。

キットそのままでは何も面白くないので前回同様に多少アレンジしました。

主な変更点
・いくつかのコンデンサをオーディオ用に変更
・R1を100kΩから2.2kΩに変更
・VR1を半固定抵抗から可変抵抗に変更
・R2を0Ωから150Ωに変更(ゲイン53dB→43.5dB)

ケースも前作同様タカチのMB-2を使いましたが、サイズがかなりギリギリだったため下の写真のように2枚の基板をL字形に配置してみました。あまり配線がキレイではないですね。


ケースを開けた状態では基板とボリュームを結ぶラインがブーンというノイズを拾っていましたが、ケースのフタを閉めると消えました。
もう1つ、ピーというノイズが入っていたのですが、これは電源として使っていたACアダプターからのノイズでした。別のACアダプターに取り替えてこれも解決。

さて、いよいよ前作TA8207アンプとの聞き比べを行います。スピーカーはSHARPのSD-CX9-S(リサイクルショップで安く購入したもの)です。


上が今回の7252アンプ、下が前回の8207アンプです。
自分で聞き比べてもイマイチ違いがはっきり分からないので、耳が良さそうな後輩に来てもらって聞き比べてもらいました。
その後輩によると、「7252アンプの方が低音のキレが良く、歪みも少ない」そうです。確かに、そう言われてみるとそんな気もします。と言っても8207アンプがそんなに悪いわけではなく、普段ちょっとした音楽を聞くにはじゅうぶんなレベルだと思います。


しかし、千円未満の安いキットでこれだけ楽しめるとは意外でした。






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