東芝のノートパソコン dynabook PT75-78MHXRのHDDの使用時間が長くなってきたので、交換してみました。
もともと内蔵されていたのはHGSTのHTS541010A9E680(1TB 9.5mm)でした。換装用に買ってきたのは、それとほぼ同スペックの東芝 MQ01ABD100です。
SSDを使えばだいぶ高速化できそうですが、今回は特にスペック向上の必要がないのでこれでじゅうぶんです。
2018年4月25日水曜日
2016年7月13日水曜日
USBケーブルで音質は変わるか?ブラインドテスト
オーディオ界には、思わず「本当か?」と疑いたくなるような音質改善法が多くあります。具体的に何とは言いませんが、中には明らかにおかしいカルトまがいの説をとなえる人もいます。
近年、パソコンを使ったオーディオ鑑賞が普及するにつれ、そのような怪しげな説に新たに加わったのがこちらです。「パソコンとDACを繋ぐUSBケーブルを変えると音が変わる」
「USBケーブルはデジタル信号を伝送しているのだから、途中でそのデータが壊れてしまわない限りは音の変化などあるはずがない。もしデータが壊れたとしてもそれはデジタル的な変化であり、アナログ的な(例えば「高域が云々、低域が云々」という)変化としては出てこない。」
と考える人が多いと思いますし、自分自身そう考えていました。
しかしインターネットで検索してみると、思ったよりこの「USBケーブル音質変化説」は支持を得ています。ただし、単に「交換したら音が変わりました!」といった類の記事が多く、プラシーボ効果の疑いが否定できません。(キチンと調査しているサイトもありますが)
そこで私はこの説の真偽を確かめるべく「オーディオ用USBケーブル」なるものをヤマダ電機のポイントで購入し(効果不明なものに現金は使いたくなかった)、耳の良い後輩にも来てもらってブラインドテストをすることにしました。
というわけで買ってきたケーブルがこちら。ELECOMのDH-AB10です。
このケーブルは新発売のものだそうで、まだネット上でレビューを見られなかったため、先入観の小さいテストができそうです。
パッケージの表には、「金メッキ端子」「99.95%OFC(無酸素銅)」などの売り文句にまじって「デジタル伝送」という至極当たり前のことが麗しく書かれており、若干胡散臭い感じを醸し出しています。ケーブル自体はかなり細く、切れそうで不安です。高級感を出すためなのか、編み込みケーブルになっています。コネクタはパッケージの文句通り金メッキの立派な物が付いています。
比較対象はこれ。
昔のプリンターか何かに付属していたUSBケーブルだと思います。太くて丈夫そうですし両端にフェライトコアまで付いていて、そんなに安物っぽくはありません。
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【被験者】
・当ブログ管理人(JO4EFC)
…理系の大学2年生。アナログ電子回路の知識が少しだけある。第1級アマチュア無線技士。USBケーブルで音が変わるという説には懐疑的。
・E君
…理系の大学1年生。デジタル回路・プログラミング・コンピュータ全般に詳しい。高校時代は放送部に所属。以前、私が判別できなかった2台のアンプの違いを判別したことがある良耳の持ち主。USBケーブルで音が変わるという説には否定的。
【手順】
(1) ひとりがシステムを操作して音楽を流し、もうひとりはUSBケーブルが見えない位置でヘッドホンを使いそれを聞く。音楽を聞いている人は、どちらのUSBケーブルを使用しているか知らされていない。
(2) システム操作係がUSBケーブルを交換し、再び手順(1)を行う。
(3)試聴が終わったあと、使用したケーブルの順番を発表する。感想はまだ発表しない。
(4) システム操作係とリスニング係を交代し、手順(1)から(3)を行う。
(5)全ての操作が終了した後、音の感想を発表する。
【比較したUSBケーブル】
・ELECOM DH-AB10 (長さ1m) 下画像左
・素性不明の汎用USBケーブル (長さ1.5m) 下画像右
【USBケーブル以外の使用機材・環境】
PC: TOSHIBA PT75-78MHXR (OSはWindows 10にアップグレード済)
再生ソフト: foobar2000 (WASAPI排他モード)
DAC: Olasonic NANO-D1 (専用ドライバ使用)
ヘッドホン: AKG K712PRO
音源: Stingの "Lazarus Heart" 44.1kHz 16bitのFLACファイル
【結果(というより感想)】
・当ブログ管理人の感想
DH-AB10と汎用ケーブルでは音質が明らかに違う。特に高音部の差が分かりやすかった。DH-AB10ではシンバルの音がくっきり聞こえるのに対し、汎用ケーブルではどうもぼやけがちである。
・E君の感想(テスト終了後に書いてもらったものをそのまま掲載)
DH-AB10
高音の「ハリ」
ベースの鳴らした後の残響が最後まで聞こえる
解像度がずっと高い
汎用ケーブル
明らかに低音が不自然に消えている
高音が張っていない(全体の音量に対する強さ)
シンバルなどパーカッション系の乱れ(ノイズに近いがまた違う)
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音質が明らかに違いました(2本目を聞き始めてすぐ分かりました)。しかも、私の感想とE君の感想は高音について合致しています。
E君は、私が言葉にできなかった低音部の違いや全体的なことにも言及してくれました。彼も信じられないという面持でしたが、実際に音が変わってしまったのですから仕方がありません。
これをお読みの方の中にはこの結果を疑う方も多いと思いますが、疑うなら実際に聴いてみてください、としか言いようがありません。不思議です。
不思議といってもこれは超常現象であるはずがなく、必ず物理的に説明できるはずです。USBケーブルでは電源ラインと信号ラインが並列に走っていますが、ここで電源ラインから信号ラインにノイズが乗り移ってDAC内部のアナログ回路に影響を与えるということくらいしか思いつきませんでした。しかし今回使ったDACの電源はUSBバスパワーではありませんし、こんな理由で本当に上に書いたような変化が生じるものでしょうか。
とにかく、もっとUSBについて勉強が必要なようです。
近年、パソコンを使ったオーディオ鑑賞が普及するにつれ、そのような怪しげな説に新たに加わったのがこちらです。「パソコンとDACを繋ぐUSBケーブルを変えると音が変わる」
「USBケーブルはデジタル信号を伝送しているのだから、途中でそのデータが壊れてしまわない限りは音の変化などあるはずがない。もしデータが壊れたとしてもそれはデジタル的な変化であり、アナログ的な(例えば「高域が云々、低域が云々」という)変化としては出てこない。」
と考える人が多いと思いますし、自分自身そう考えていました。
しかしインターネットで検索してみると、思ったよりこの「USBケーブル音質変化説」は支持を得ています。ただし、単に「交換したら音が変わりました!」といった類の記事が多く、プラシーボ効果の疑いが否定できません。(キチンと調査しているサイトもありますが)
そこで私はこの説の真偽を確かめるべく「オーディオ用USBケーブル」なるものをヤマダ電機のポイントで購入し(効果不明なものに現金は使いたくなかった)、耳の良い後輩にも来てもらってブラインドテストをすることにしました。
というわけで買ってきたケーブルがこちら。ELECOMのDH-AB10です。
このケーブルは新発売のものだそうで、まだネット上でレビューを見られなかったため、先入観の小さいテストができそうです。
パッケージの表には、「金メッキ端子」「99.95%OFC(無酸素銅)」などの売り文句にまじって「デジタル伝送」という至極当たり前のことが麗しく書かれており、若干胡散臭い感じを醸し出しています。ケーブル自体はかなり細く、切れそうで不安です。高級感を出すためなのか、編み込みケーブルになっています。コネクタはパッケージの文句通り金メッキの立派な物が付いています。
比較対象はこれ。
昔のプリンターか何かに付属していたUSBケーブルだと思います。太くて丈夫そうですし両端にフェライトコアまで付いていて、そんなに安物っぽくはありません。
さて、2人ともUSBケーブル音質変化説をあまり信じておらず、どちらかというと「音質が変わらないことを確かめよう」という気持ちでテストに臨みました。
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【被験者】
・当ブログ管理人(JO4EFC)
…理系の大学2年生。アナログ電子回路の知識が少しだけある。第1級アマチュア無線技士。USBケーブルで音が変わるという説には懐疑的。
・E君
…理系の大学1年生。デジタル回路・プログラミング・コンピュータ全般に詳しい。高校時代は放送部に所属。以前、私が判別できなかった2台のアンプの違いを判別したことがある良耳の持ち主。USBケーブルで音が変わるという説には否定的。
【手順】
(1) ひとりがシステムを操作して音楽を流し、もうひとりはUSBケーブルが見えない位置でヘッドホンを使いそれを聞く。音楽を聞いている人は、どちらのUSBケーブルを使用しているか知らされていない。
(2) システム操作係がUSBケーブルを交換し、再び手順(1)を行う。
(3)試聴が終わったあと、使用したケーブルの順番を発表する。感想はまだ発表しない。
(4) システム操作係とリスニング係を交代し、手順(1)から(3)を行う。
(5)全ての操作が終了した後、音の感想を発表する。
【比較したUSBケーブル】
・ELECOM DH-AB10 (長さ1m) 下画像左
・素性不明の汎用USBケーブル (長さ1.5m) 下画像右
【USBケーブル以外の使用機材・環境】
PC: TOSHIBA PT75-78MHXR (OSはWindows 10にアップグレード済)
再生ソフト: foobar2000 (WASAPI排他モード)
DAC: Olasonic NANO-D1 (専用ドライバ使用)
ヘッドホン: AKG K712PRO
音源: Stingの "Lazarus Heart" 44.1kHz 16bitのFLACファイル
【結果(というより感想)】
・当ブログ管理人の感想
DH-AB10と汎用ケーブルでは音質が明らかに違う。特に高音部の差が分かりやすかった。DH-AB10ではシンバルの音がくっきり聞こえるのに対し、汎用ケーブルではどうもぼやけがちである。
・E君の感想(テスト終了後に書いてもらったものをそのまま掲載)
DH-AB10
高音の「ハリ」
ベースの鳴らした後の残響が最後まで聞こえる
解像度がずっと高い
汎用ケーブル
明らかに低音が不自然に消えている
高音が張っていない(全体の音量に対する強さ)
シンバルなどパーカッション系の乱れ(ノイズに近いがまた違う)
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音質が明らかに違いました(2本目を聞き始めてすぐ分かりました)。しかも、私の感想とE君の感想は高音について合致しています。
E君は、私が言葉にできなかった低音部の違いや全体的なことにも言及してくれました。彼も信じられないという面持でしたが、実際に音が変わってしまったのですから仕方がありません。
これをお読みの方の中にはこの結果を疑う方も多いと思いますが、疑うなら実際に聴いてみてください、としか言いようがありません。不思議です。
不思議といってもこれは超常現象であるはずがなく、必ず物理的に説明できるはずです。USBケーブルでは電源ラインと信号ラインが並列に走っていますが、ここで電源ラインから信号ラインにノイズが乗り移ってDAC内部のアナログ回路に影響を与えるということくらいしか思いつきませんでした。しかし今回使ったDACの電源はUSBバスパワーではありませんし、こんな理由で本当に上に書いたような変化が生じるものでしょうか。
とにかく、もっとUSBについて勉強が必要なようです。
2016年6月13日月曜日
EPSON MR4000 CPU交換
2010年発売のデスクトップパソコン、EPSON MR-4000のCPUを交換しました。
元々入っていたのはIntelのCore i5-661。
これを中古のCore i7-860に換えます。
特に今までのCPUで困ったことがあったわけではありませんが、同じソケットのCPUが偶然手に入ったもので…まあ、i7の方がかっこいいので換えただけです。ただの自己満足ですね。
まずファンとヒートシンクを外し…
新しい(中古ですが)CPUを入れてグリスを塗り、放熱器を戻して完了。
特に何事もなく起動し…といいたいところですが、画面の解像度が低くなってしまいました。少しヒヤッとしましたが、普通の手順で元の解像度に戻せました。
さて、落ち着いたところでWindows エクスペリエンス インデックスを比較しました。
交換前
交換後
プロセッサのスコアは7.0から7.5に上がりました。RAMのスコアも上がっていますが、なぜでしょうか…
今のところ、特に問題なく動いています。少し古いPCですが、メモリも4GBから8GBに増やしてありますし、もうしばらくは働いてもらうつもりです。
元々入っていたのはIntelのCore i5-661。
これを中古のCore i7-860に換えます。
特に今までのCPUで困ったことがあったわけではありませんが、同じソケットのCPUが偶然手に入ったもので…まあ、i7の方がかっこいいので換えただけです。ただの自己満足ですね。
まずファンとヒートシンクを外し…
古いCPUを取り外します。
特に何事もなく起動し…といいたいところですが、画面の解像度が低くなってしまいました。少しヒヤッとしましたが、普通の手順で元の解像度に戻せました。
さて、落ち着いたところでWindows エクスペリエンス インデックスを比較しました。
交換前
交換後
プロセッサのスコアは7.0から7.5に上がりました。RAMのスコアも上がっていますが、なぜでしょうか…
今のところ、特に問題なく動いています。少し古いPCですが、メモリも4GBから8GBに増やしてありますし、もうしばらくは働いてもらうつもりです。
2016年3月10日木曜日
Raspberry Pi 0円ケース
実験用にとかなり前に購入したシングルボードコンピュータ Raspberry Pi Model Bですが、今までずっとケース無し、むき出しの状態でした。元々安いものなのであまりケースにお金をかける気にもならず、かと言ってこのままではやはり落ち着かないので適当な箱をケースにしようと考えました。
2016年1月9日土曜日
Windows10 勝手にスリープする問題の解決
常用しているWindows10のノートパソコンが、下の画像のように設定をいくら変更しても数分間目を離した隙に勝手にスリープ状態になってしまうので最近困っていました。
インターネットで検索していて解決策を見つけたので備忘も兼ねて書いておきます。
1.以下のサイトからAdd_System_unattended_sleep_timeout.reg をダウンロードしてとりあえずデスクトップに保存します。
http://www.sevenforums.com/tutorials/246364-power-options-add-system-unattended-sleep-timeout.html
2.下の画像のようなアイコンができたらダブルクリックし、「実行」をクリック(レジストリが追加されます)。
3.コントロールパネルを開き、システムとセキュリティ>電源オプション>プラン設定の編集>詳細な電源設定の変更 と進みます。
4.すると下の画像のように「システム無人スリープタイムアウト」という項目が出てくるので、ここの時間を適当にのばしてやればOK。
私の場合は初期設定が2分になっていました…
インターネットで検索していて解決策を見つけたので備忘も兼ねて書いておきます。
1.以下のサイトからAdd_System_unattended_sleep_timeout.reg をダウンロードしてとりあえずデスクトップに保存します。
http://www.sevenforums.com/tutorials/246364-power-options-add-system-unattended-sleep-timeout.html
2.下の画像のようなアイコンができたらダブルクリックし、「実行」をクリック(レジストリが追加されます)。
3.コントロールパネルを開き、システムとセキュリティ>電源オプション>プラン設定の編集>詳細な電源設定の変更 と進みます。
4.すると下の画像のように「システム無人スリープタイムアウト」という項目が出てくるので、ここの時間を適当にのばしてやればOK。
私の場合は初期設定が2分になっていました…
最初にレジストリの追加をしないと「システム無人スリープタイムアウト」の項目が表示されないので注意が必要です。
私はこの方法で問題が解決しましたが、この記事の通りに実行して何らかの問題が起こった場合の責任は取れませんのでご了承ください。
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