Si4734というDSPラジオICを使って、デジタル音声を出力できるFMラジオを作りました。
狙いは、Si4734の内蔵DACの代わりにオーディオ用DACを使うことによる高音質化です。
Si4734というDSPラジオICを使って、デジタル音声を出力できるFMラジオを作りました。
狙いは、Si4734の内蔵DACの代わりにオーディオ用DACを使うことによる高音質化です。
ESS社のES9028PROを1個使ったオーディオ用DACを作りました。
ESSのDACというとフラッグシップES9038PROが注目されがちですが、ES9028PROは9038PROとほぼ同じ仕様で出力電流だけが1/4となっており、回路設計がやり易いのが嬉しいところです。今回は簡単な非同期のSlave modeで動かしています。
TPA3244を1チャンネルにつき1個使ってステレオアンプ基板を作りました。最近話題のALLPCBの無料基板です。
AliExpressでバリキャップ 1SV149を15本買いました。 送料込みで1本あたり32円ほど。
商品説明の画像はおそらく東芝製の本物ですが…
届いたのはどうもそれとは違う物。
正式なセカンドソース品か単なる偽物かは分かりませんが、マーキングやパッケージ形状が東芝製とは異なるように見えます。
チップ抵抗とFCZ基板の切れ端を使って30dBのアッテネータを作りました。
100Ωと75Ωを使った約10dBのアッテネータを3つ重ねたものです。ありあわせの物で作ったので抵抗は2012と3216が混在しています。
600MHzまではキレイな特性を示していますが、それより上は若干通り抜けてしまっている模様。
特性改善のためシールドなどをいろいろ試しましたが、安定した結果が得られなかったのでやめました。GHz帯ともなると適当に作ったのではどうにもなりませんね。今の私の用途にはVHFまで使えれば十分なので、まあこれでいいでしょう(妥協の産物)
デュアルゲートFET BF998を使った50Ω入出力の狭帯域アンプ。
秋月電子で扱いのある汎用広帯域アンプ BGA420 (Infineon) はDC3-5V動作で50Ω入出力と使いやすそうなICです。これにAGCをかけられたら受信機への採用に便利だなと思い、ゲインをうまく変化させられるか試してみました。
データシートを見たところ中身はバイポーラトランジスタ1石(+バイアス回路等)のようだったので、入力端子の電圧を変化させてゲインの変化を見るのが良さそうです。
まず、定数以外データシート通りの基本的な回路をユニバーサル基板の切れ端に組んで-40dBmの入力を与えました。
200MHz程度までゲインはほぼ一定の23dB程度となりました。実装と部品定数の関係でこれより上はまともな特性が得られなかったので省略します。この基本回路では、BGA420の入力端子のDC電圧は0.89Vでした。
次に、AGCを想定して入力端子に単純なバイアス回路を取り付け、入力端子電圧と100MHzでのゲインの関係を調べました。
入力端子電圧0.8-0.9Vで0-20dBのゲイン変化が見られました。0.9V以上に電圧を上げてもゲインは増加しませんでした。最大ゲインが基本回路より3dB低いのは追加したR1が小さいせいと思われます。
なかなか調整がシビアですが、とりあえずこの方法でゲインを変えられることは分かりました。
もっとシンプルに、下の回路でバイアスを変える方法もあります。
RV2を2-5kΩ程度の範囲で動かすと0-23dBの間でゲインが変化しました。
ここまで、BGA420を可変ゲインアンプとして使う方法を2種類試しました。これでこのICの使い方の幅が広がりそうです。
SIGLENTの正規販売代理店のアドウィンオンラインショップでSVA1015Xを買いました。175,780円、送料無料。
SIGLENT TECHNOLOGIES社は深圳のメーカーで、某T.L.社など有名メーカーの測定器のOEMも手掛けているようです。今回購入したSVA1015XはTG付きのスペアナ(9 kHz - 1.5 GHz)にVNA機能も載せた欲張りセットの測定器です。
在庫が無く中国から取り寄せてもらったため、注文から到着まで約1か月かかりました。二重の段ボール箱+大量の梱包材という丁寧な包装で届きました。
AliExpressで10dBアッテネータを2つ買ってみました。1個あたり462円で送料無料。注文から約半月で届きました(これは早いほうです)。
あえて商品ページのURLは貼りませんが、検索すると同じようなものは沢山出てきます。
公称スペックは 50 Ω, 耐入力 2 W, DC-6 GHzでSWR≦1.2ということになっています。コネクタは片方がSMA-P、もう片方はSMA-Jです。
スペアナで実測したところ、測定上限の1.5 GHzまでは特に問題なく使えそうでした。
原子時計を搭載した測位衛星 (GPS衛星など) からの電波を受信して時刻を補正するタイプの時計を作りました。
直径20 cm の黒い円形基板を文字盤として使い、針の代わりに外周のLED 132個で時・分・秒を示します。
自前設計のプリント基板を格安で少量製造してくれる業者は、アマチュアの電子工作オタクにとって大変ありがたい存在です。
この記事では、今までに使ったことのある4つのPCB製造業者について、私の評価と使い分け方をメモしておきます。特記の無い限り、10 cm x 10 cm以内 1.6 mm厚のFR4 両面基板5枚を想定した話です。
この記事の内容は私の経験と主観に基づいたものですから、鵜呑みにせずに適宜各社の公式サイトから最新の情報を入手してください。
余った自作基板などの製作物を販売するため、BOOTHというサービスを使ってオンラインショップを開設してみました。
手はじめに「Arduino UNOに直接刺せるクリスマスツリー基板」なるものを出品してみたところ、さっそく購入してくださる方がいらっしゃり、ありがたい限りです。
今後も折を見て商品を追加していくつもりですので、よろしくお願いします。
仏教音楽やお経を再生する装置、いわゆる「ブッダマシーン」… 主に中国で製造販売されているようですが、日本でもその独特な雰囲気に惹かれて買い求める人が少なくないとか。
参考記事:
AliExpressでも下画像のように多種多様なブッダマシーンが販売されています。
しかし私は極力既製の電子機器を買わない主義です。ここはひとつブッダマシーンも自作できないかな?と調べてみると、なんとM-F344というブッダマシーン専用ICを発見したので早速Aliで注文してみました。
以前の記事で紹介したKT0915自作ラジオは、隠しレジスタを操作してもAMの音が歪みがち・感度もイマイチ…と性能に若干不満が残る状態でした。また、ケースの側板がないので持ち運びに注意を要するという欠点もありました。
そこで、今回は様々な市販ラジオに採用されていることで知られるSilicon LabsのSi473xシリーズのDSPラジオICからSi4734を選び、気軽に持ち運べて市販製品に見劣りしない機能と性能を備えた小型ラジオを製作しました。