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2020年6月30日火曜日

海外通販の荷物トラッキング記録

私が利用した海外ネット通販の荷物の追跡記録です。単なる備忘録ですが、荷物が届かない・いつ届くか目安が知りたいといった場合に参考になるかもしれないので公開しておきます。配送業者ごとにフォーマットが違うのは仕様です(各業者のウェブサイトからコピペしているため)。
届け先は全て東京23区内です。
気が向いたら随時更新。

目次

OCS

DHL


2018年3月7日水曜日

東京から門司までフェリーで行ってみた (2)

フェリーの旅2日目は朝6時半に起床。
爽やかな海の朝日を見ながら朝食といきたいところですが、残念ながら曇りでした。

東京から門司までフェリーで行ってみた (1)

東京から広島の実家に帰省するのによく新幹線を利用していましたが飽きたので、東京からフェリーで門司(北九州市)まで行って在来線で広島に戻ることにしました。
このフェリーは夜に東京を出発して翌々日の朝に門司に着くので、船内で2泊することになります。暇を持て余すことになるのではと若干心配しましたが、なかなか楽しい船旅になったので紹介します。かっこよく言えば乗船記でしょうか。

2017年3月4日土曜日

エディオン広島本店の電子部品セール

こんにちは。ただいま広島に帰省中のEFCです。

広島市内中心部にあるエディオン広島本店が3月3日から「本館建て替え完全閉店セール」をするということで、中高の同級生だったJO4ESQ局と一緒にセール初日に行ってきました。


この店は最近の家電量販店としてはめずらしく電子部品コーナーを有しているのですが、残念ながら本館建て替えに合わせて電子部品の取り扱いはやめてしまうそうで、なんとバラ売りの電子部品は全て10円、包装され値札が付いているものは全て半額という超安売りをしています。

セール初日は平日ということもあって激安電子部品を買う人も多くはなく、わりあいじっくり品定めすることができました。
指月のフィルムコンも密閉式ボリュームも、照光スイッチも入手困難の2SK30Aも、何もかも10円…安売りを喜ぶべきか閉店を悲しむべきか、複雑な気持ちを抱えつつ手だけは素早く棚に伸びます。
何十分売り場に滞在したでしょうか、このままここにいたらいつの間にか全部の部品を買ってしまいそうなことに気づきました。既に部品はトレイ山盛りになり、ESQを待たせていることにも気づいたのでレジに向かいました。

ところで、このセールでは会計方法も普通ではありませんでした。自分で部品の数をかぞえ、用意されている紙に「10円×72個=720円」のように書いてレジに持っていきます。すると店員さんは全く個数のチェックをせずにザーッと部品を袋に流し込み、お客が書いた価格をそのままレジに打ち込む超ワイルド会計。
10円部品を72個とタカチのアルミケースYM-250(半額)1個で1600円くらいの買い物でした。

これでおしまいにするつもりだったのですが、家に帰ってから部品を整理していると、やはりもっと買っておくべきだったと後悔しはじめました(←強欲)。

というわけでセール2日目の今日も開店時間とほぼ同時に電子部品売り場に突撃。
さすがに今日はライバルが多く、電話でトランジスタの型番を確認しながら片っ端から棚の引き出しをひっくり返して中身を自分のカゴに投入するおじさんなど、明らかにアマチュアではなさそうな人もちらほら…
何回か会ったことのある高校生のJO4DSH局も来ていて、しばらくすぐそばにいたのにお互いに気づかなかったという残念な事件もありましたorz (制服姿の高校生がいることは認識していたんですが、顔まで見てなかったので…)

結局、前日より多い10円部品&タカチのアルミケースYM-180(半額)&アルミットのハンダ100g(半額)で約2200円の買い物をしました。
会計を終えて帰る頃には、上記のプロ達の活躍によってリレー・ブロックコンデンサ・大型のトランジスタ・大電力用の抵抗・多回転のポテンショメーターなどがほぼ売り切れになっていました。やはりセール初日に行っておいて正解でした。

2日間で購入したものを並べたのがこちら。
こんなに買って、全部使うかどうか(汗


さて、真偽のほどは不明ですが、エディオンに電子パーツコーナーが残り続けたのは創業者の遺訓によるものだという話を聞いたことがあります。しかしこの店の電子パーツコーナーはいつも閑散としていて、最近ずっと赤字だっただろうと思います。取扱終了も仕方ないですね。
長い間お疲れ様でした&ありがとうございました。


追記
3月6日と9日にも行きました。買ったもの(3日間の合計)は10円パーツ259個と半額パーツ3個になりました。
9日にはこのブログを見て電子部品セールを知ったという方が来られていて、少しお話をしました。意外にこのブログは知られているんだなあと不思議な気分になりました。閲覧していただきありがとうございますm(_ _)m

2017年1月1日日曜日

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

昨年は電子工作を多くやっていてアマチュア無線やBCLからは離れ気味でしたが、今年は少しそのバランスを変えて、個人局での運用やBCLを積極的に行いたいと思います。


さて、大晦日にベトナムの国営放送局、ベトナムの声放送の日本語課から年賀状が届きました。



絵のような写真です。


2つ折りになっていました。

こちらからは2013年に受信報告書を送って以来だと思うのですが、年賀状を毎年頂いています。
最近短波放送も聞いていませんが、またアンテナをたててBCLをやりたいです。

2016年2月25日木曜日

NTT技術史料館に行ってきた

博物館シリーズ第6回、NTT技術史料館です。

 

西武新宿線 東伏見駅から徒歩約15分、NTT武蔵野研究開発センタの中にある地下1階地上3階の大きな史料館です。めずらしく館内撮影OKです。

入ると、まず受付で名前を書きます。無料でタブレット端末とヘッドホンを借りることができました。これで館内の解説ビデオなどを見ることができます。


この史料館では、各階に「歴史をたどる」と「技術をさぐる」という2つのブースがあります。「歴史をたどる」は下の階から見ていくと時代の流れに沿えるようになっており、「技術をさぐる」はテーマごとの展示です。

ただし唯一地下1階には「技術をさぐる」ブースが無く、1800年代半ばから1960年代頃までの機器が主に展示されていました。下の写真は戦前の写真電送の機械。


1階には体験コーナーもあり、昔の電話機やモールス電信初号機(レプリカ)に触れることができます。モールス電信機は残念ながら「調整中」でした(下の写真)。



「技術をさぐる」コーナーでは巨大な電話交換機に圧倒されます。

このような電気機器だけでなく、タワーの形式から地下にケーブルを通すためのパイプまで網羅した幅広い展示を行っています。


下の画像は、かつての長崎無線電報サービスセンタの通信室を再現したものです。ハイモンドのHK-808という電鍵がおいてありました。

この史料館は、これ以上写真を載せるとキリがなくなるくらい広くて展示物も豊富なので、真面目に見学するとかなり時間を使うことになりそうです。私は急ぎ足で見て回りましたが、ちょうど2時間かかりました。
また、この史料館はNTTの内部向けのものでもあるため、一般の科学館のような丁寧な説明パネルなどは無いということに注意が必要です。


NTT技術史料館の一般公開は毎週木・金曜日の13時から17時までです。予約不要、入館無料です。
公式サイトはこちら: http://www.hct.ecl.ntt.co.jp/

【博物館シリーズ バックナンバー】

1. 海上保安資料館 横浜館 (無線家視点)

2. 千葉県立現代産業科学館 アマチュア無線の展示を見てきた

3. NHK番組技術展に行ってきた

4. NHK放送博物館に行ってきた

5. ソニー歴史資料館に行ってきた











2016年2月20日土曜日

ソニー歴史資料館に行ってきた

昨日、ソニー歴史資料館に行ってきました。





JR品川駅から歩いて15分ほど、少し坂を登ったところに建っている資料館です。

   

内部は残念ながら撮影禁止です。 2階建てのように見えますが展示があるのは1階だけで、日本初のテープレコーダーやトリニトロンテレビなど、ソニーの代表的な製品を主に展示しています。ソニー(当時は東京通信工業)の設立趣意書もありました。

 アマチュア無線家になじみ深いものとしては、BCLラジオのICF-5500とICF-5900(いわゆる「スカイセンサー」シリーズの代表的な2機種)、CRF-320(ワールドゾーン32)、CB無線機のICB-650がありました。展示品だけあって非常に保存状態が良いので、見とれてしまいそうです。

説明は少なめで、あくまで現物を中心とした展示になっていますが、何しろ展示物の点数が結構多いので見終わるまで1時間ほどかかりました。
また、外にはおしゃれなテラスがありますが立ち入ることはできず、何のために作ってあるのかよく分かりません(観賞用?)。

さて、この資料館、予約していないと入ることができません。予約は電話かFAXで行うようになっています。詳細はソニーのサイトをご覧ください(コチラ)
ソニー歴史資料館は2018年末に閉館したとのことです。(2020年4月9日追記)

2016年2月17日水曜日

NHK放送博物館に行ってきた

秋葉原から渋谷まで自転車で走っている途中、愛宕山の近くを通っていることに偶然気づいたので、NHK放送博物館に寄ってみました。

愛宕神社の隣のごく地味な建物です。
なんと、先月末にリニューアルオープンしたばかりでした。

展示は主に2階と3階にあり、2階は主に放送内容に関する展示、3階は放送技術に関する展示だったように思います。

小さい博物館ながらも展示は充実しており、2階では最新鋭の8Kシアター、3階では1920年代のラジオの受信機や送信機、最初期の八木アンテナなどを見ることができてとても満足しました。現在のものと違い、ブームを使わず縄梯子の段の部分にエレメントを付けたような作りの八木アンテナはなかなか興味深かったです。
館内は撮影禁止だったため、ここで詳しく紹介できないのが残念です。

(余談ですが、NHKは最近8Kに力を入れているのでしょうか。先日行ったNHK番組技術展でも、8K関連のシステムや8K中継車を見ました。)

外に出ると、左手にいくつかアンテナが置いてありました。



これは、東京タワーに実際に設置されて50年以上も使われていたNHK総合・教育テレビ送信用のスーパーターンスタイルアンテナ。


こちらは、UHFのテレビ送信用の双ループアンテナ。


これはNHKの福井放送局で、NHK総合テレビの送信に使われていたスーパーターンスタイルアンテナ。上に載せた東京タワーのものより小ぶりです。これはアナログ時代の東京のNHKが1chと3chだったのに対し、福井のNHK総合は9chだった(=周波数がだいぶ高い)ためでしょう。


NHK放送博物館はあまり大きくはありませんが、アマチュア無線家の視点から見ても見応えじゅうぶんだと思います。入館は無料です。詳細情報はコチラ(外部リンク)。




2016年2月9日火曜日

NHK番組技術展に行ってきた

2016年2月7日から9日まで渋谷のNHK放送センターで行われていたNHK番組技術展に行ってきました。



入口でパンフレットと「一般」と書かれた札をもらって入場。(確か「放送関係者」「メーカー」というような札もあった)



中は展示品ごとのブースになっており、ブースごとに担当の方が丁寧に説明してくださいました。

中継車の場所を把握し自動でアンテナを回すシステムや…(下画像)


22.2chというとんでもないオーディオ信号を作るシステムもありました(下画像)


BCLerとして気になったのは、ラジオの受信状態を客観的に評価するシステム(下画像)。


簡単に言うと「NHKラジオのネット配信サービス『らじる☆らじる』のクリアな音声と受信機で受信した音声を比較し相関係数を求めることで受信状態を数値化する」という仕組みです(私の解釈が間違っていなければ)。
AM放送と「らじる☆らじる」では音声の帯域幅もダイナミックレンジもかなり違うので、AM放送に合わせてやらなければいけないと係の方が話しておられました。まだそれが完全にできていないので、完璧な受信状態であっても相関係数が上がりきらないことがあるとか。

こんなシステムをいつでも使えれば、受信報告書のSINPOコードの記述が客観的にできるようになりますね。

外に出ると、8Kスーパーハイビジョン中継車(世界初らしい)が停めてあり、中を見学できるようになっていました。


内部ははっきり言って何がどうなっているのかよく分かりませんでした(汗
NHKは8K対応中継車を他にも所有しており、既に実際の放送で使われた経験もあるそうです。
現在1両はスーパーボウルのために渡米していて、そのまま日本に帰らずリオ五輪の取材に向かうとのことでした。

以下、内部の様子です。




かなりの大型車で、ブレーカーは確か合計750Aのものだったと記憶しています。電源の確保が大変そうですね。




会場を出るときにアンケートに回答したら、NHKのクリアファイルとメモ帳がもらえました。

平日3日間のみの展示でしたが、何とか時間を作って行くことができて良かったです。

i-dioチューナー到着

今年3月から始まる新しい放送であるi-dioのWi-Fi Tunerのモニターに当選し(といっても恐らく応募した人は全員当選)、今日チューナーが届きました。

機種名はTUVL01、メーカーは日本アンテナです。



このチューナーはi-dioの電波を受信し、Wi-Fiでスマートフォン等の端末と接続して放送を視聴できるようにするという仕組みです。
Li-ion充電池を内蔵しており、microUSB経由で充電するようになっていますが、USBケーブルは付属していません。



厚みはなかなかですが縦横のサイズは名刺以下で、案外コンパクトだなと感じました。
ロッドアンテナは先端ほど太くなるタイプであり、4段で約19cmまで伸ばせます。
液晶画面はなく、電源ボタンの左のLEDの点灯パターンにより接続状況や電池の消耗度を判別するシンプルな構造です。側面には外部アンテナ端子として3.5mmミニジャックがあります。

気になる点としては、電池の持ち時間が約6時間しかないこと。朝から晩までの連続動作ができないというのはいかがなものでしょうか。連続100時間以上動作する製品が珍しくないラジオと比べるとかなり不利です。もう少し筐体が大きくなっても構わないのでバッテリーの容量を増やし、最低でも10時間の連続動作ができるようにしてもらえれば嬉しかったです。


i-dioの放送はまだ始まっていませんが、現時点でできることをやってみます。まずはi-dio視聴用アプリのインストール。

さて、i-dio視聴用アプリはiOSとAndroid向けのものを作っているようですが(Windowsは…?)、この記事を書いている時点ではAndroid用のトレーラー版しか公開されていません。さっそくこれを手持ちの唯一のAndroid端末であるAndroid-x86入りパソコンに入れてみました。

アプリをダウンロードして開くと、いきなりいきなりi-dioの宣伝ビデオが流れます。

ビデオが終わると、こんな画面が表示されます。

今のところ放送自体が始まっていないので、アプリの内容もこれだけのようです。


重要なことを忘れていました、このチューナーをWi-Fiで端末に接続してみましょう。

結果から書くと、なんと接続できませんでした。
パスワードを正しく入力して接続しようとしても、毎回「認証に問題」というメッセージと共にはじかれてしまいます。
Wi-Fiが繋がらないと、このチューナーは無用の長物なんですが…

私のAndroid環境が多少特殊なのがいけないのかもしれませんが、今のところどうしようもない状況です。
頼みの綱はiOS用アプリのリリースです。

というわけで最初から問題が発生してしまい、どうなることやらわかりませんが、放送が開始された暁には無事に視聴できることを期待しています。






2016年1月31日日曜日

千葉県立現代産業科学館 アマチュア無線の展示を見てきた

千葉県市川市にある千葉県立現代産業科学館で今年1月19日から2月14日まで、「アマチュア無線機 ~真空管からトランジスタへ~」と題された展示が行われています。

今日はそれを見に行ってきました。


科学館に入るには入場料が必要ですが、今回アマチュア無線の展示が行われているサイエンスドームは無料で入れる区域です。

入ると左手に「アマチュア無線とは?」というちょっとした紹介パネルがありますが内容が抽象的(「アマチュア無線の定義とは…金銭的利益を目的とせず…」などと書いてある)で、正直言ってアマチュア無線を知らない人が見てもさっぱりイメージできないだろうという感じでした。

正面ではJARLが制作したビデオが流されていました。こちらはアンテナや交信中の様子が次々に映し出されていて見応えがあります。画面の下には「アマチュア無線ビギニングガイド」なるパンフレットがありました。



さて、この企画のメインは無線機の展示です。順路どおり進むと、

ペリーが日本に持ち込んだ電信機の複製
JRC JST125S
TRIO TS500
同 TS520X
YAESU FTDX100
同 FT101S
TRIO TR5000
井上(現ICOM) AM3D
TRIO TR1000

の順で見ることになります。どれも美品でした。

ただ、ここの無線機の説明文にも、一般の方には少し分かりにくいかな?と思う箇所が散見されました。
例えば、JST125Sの説明文に「…CW(電信)の音が良く…」と書いてあるのですが、アマチュア無線をやっていない人にとっては「CW」も「電信」も分からないことに変わりはありません。ここは「モールス信号」などと書いて平易にすべきだったのではと思いました。

いろいろな無線機を揃えた展示自体は良かったと思うのですが、どんな人が見に来るのかを想定しきれていないせいで説明文が中途半端になっている感じが否めないと思いました(アマチュア無線家が見るにはもの足らず、それ以外の人が見ると訳が分からないかも)。

少し文句のようなことも書いてしまいましたが、真空管時代を知らない私には真空管式無線機のシンプルな構造が新鮮に見えておもしろかったです。
お近くにお住まいの方はぜひ一度どうぞ。



2016年1月11日月曜日

IP無線機を使ってみた

昨日横浜に行ったとき、偶然通りかかった消防の出初式で業務用無線機の販売会社のブース(閑散としていた)を見つけたので立ち寄ってみました。

展示されていたのは特定小電力無線機、デジタル簡易無線機、そしてIP無線機。
少し話をうかがってからIP無線機の交信体験をさせていただきました。


機種はICOMのIP500H。 auのLTE回線を使うそうです。
携帯電話の変種のようなものですが、しっかり無線機らしい形をしています。

PTT(FT-60のものよりだいぶ軽いタッチ)を押してしゃべると、1秒くらい遅れて相手の無線機から自分の声が聞こえてきました。この遅れは少し気になりましたが、係の方は慣れれば問題ないと言われていました。
また、音質はあまりよくないようでした。


カタログとパンフレットを頂いて帰りました。
業務用無線機を触ることは滅多にないのでなかなか面白かったです。
知らない点が多いのでいろいろ質問してくればよかった…

2016年1月10日日曜日

海上保安資料館 横浜館 (無線家視点)

海上保安資料館 横浜館に行ってきました。

ここには、平成13年12月22日に海保の巡視船と交戦し自爆した北朝鮮の工作船が展示してあります。
銃器や弾痕だらけの船体を熱心に見ている人が多くいましたが、私が最も気になったのは工作船が装備していた無線機・受信機です。今回はこれにしぼって書いていきます。



上の写真はICOMのIC-475H、海外仕様で75W出力の430MHzオールモードトランシーバーです。
(参考: http://www.universal-radio.com/catalog/hammulti/475a.html)

 

こちらは同じくICOMのIC-R71E。0.1~30MHzをカバーする受信機です。これも海外仕様。
工作員はICOM派だったんでしょうか。
(参考:http://www.rigpix.com/icom/icr71e.htm)




これは松下(Panasonic)のCB無線機、RJ-20Dです。2CH機で、1970年代初頭の製品のようです。




これは中波と短波の2バンドラジオ。おそらく松下(Panasonic)のR-209だと思われます。1960年代の製品です。上のCB機と共になかなかの年代物ですね。上のCB機とこのラジオは型番が見えないので、調べるのに苦労しました。
(参考:http://www.radiomuseum.org/r/panasonic_tuned_rf_r_209j.html)


一応通信機の仲間ということでこちらも… 東芝の携帯電話 J-T03です(右)。懐かしのJ-PHONEのロゴが入っています。
左はSHARPのポケットコンピュータ PC-E500です。何に使っていたのでしょうか。暗号作成や復号にも使えそうですが…


他にも国際VHFのハンディ機 ICOM  IC-M1EURO V や小さな電鍵もあったのですが、写真を撮り忘れました。しかし、よくここまで日本製品ばかり揃えましたね。

さて、このように各種の無線機や受信機を積んでいた工作船ですが、遠距離通信ができる無線機が無いのが不思議です(展示されていないだけか?)。本国から遠く離れた所を航行するのですから、短波を送信できる無線機を積んでいたはずだと思うんですが。

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海上保安資料館 横浜館は入場無料、午前10時から午後5時まで開いています。
URL: http://www.kaiho.mlit.go.jp/03kanku/kouhou/jcgm_yokohama/