修正を加えて旧ブログから移転した記事です。2015/12/28
シリーズ第2回にして最終回。(第1回はココ)
[受信性能]
受信能力は案外あります。特に中波は意外といけます(以前分解したときに見ると、明らかに低品質そうなフェライトバーが入っていましたが…)。うち(広島市)からでも、ベランダに出れば札幌のHBCが聴こえました。
短波はそれなりです。5mくらいのワイヤーアンテナを適当につなげば、大出力の国際放送くらいは満足に聴けます。ただ、フェージングには弱いです。
FMは可もなく不可もなく…ただ音質が悪いので、長い時間聞く気にはなりません。
周波数ステップは中波1kHz、短波5kHz、FM50kHzごとです。ただ、21TはPLLではないので、これは画面表示上の問題でしかありません。
[音質]
良くは無いです。なんだか聞きづらいです。
これを改善するため、昨年に改造を行いました。といっても、スピーカーにコンデンサを付けて高音をカットしただけです。これだけでも聞きやすい音になった気がします。
[その他]
電池の持ちがすごく良いです。他の機器で使えなくなった電池を使い切るのに最適のラジオです。
左側面
左の側面には、イヤホン・DC電源端子とボリュームがあります。このラジオを外部電源で使う人がいるかどうかは不明ですが…。ボリュームは、硬い上にちょっと動かすだけで音量がかなり変化するので使いにくいです。
また、このラジオ自体はステレオ放送に対応していませんが、ステレオイヤホンをつないでもちゃんと両耳から音が出ます。これは高ポイントです。
右側面
右側面にあるのは選局ダイヤル(バリコンのつまみ)とホールドスイッチだけです。このラジオは一見するとPLL方式のようですが、ここを見ると実はそうではないことが分かります。ホールドスイッチの上が欠けていますが、これは以前分解したときに破壊してしまいました(^^;
というわけで、うちの21Tは専ら外出&旅行時の中波専用機として活躍しています。今までも長野県やら足摺岬やら各地のキャンプ場やら、いろんなところに連れて行きました。
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