ネットで調べたり、オーディオ店に高級スピーカースタンドを見に行ったり、余った木材を使って数種類のスタンドを仮組みしたりした結果、最もオーソドックスな1本足の木製スタンドを作ることにしました。
早速ホームセンターへ買い出しに出かけます。
スーパービバホーム豊洲店。東京23区内では最大級のホームセンターではないでしょうか。
ここで21mm厚のシナランバーコア(1820mm×910mm)を1枚購入。5000円くらいでした。ラワンやMDFの板のほうがかなり安いのですが、ここは見た目・加工性・音質(の評判)を重視した選択です。
この店でカットもしてもらったのですが、担当の方に渡す図面をその場で手書きすると間違えそうだったので、あらかじめCADで描いておいた図面を印刷したものを渡しました。時短にもなりますし、店員の方にとっても手描きの図より見やすいのではないかと思います。
切ってもらった木材は思ったより重く、電車で持って帰るのはなかなかの苦行でした。
さて、製作途中の画像を完全に撮り忘れていたので突然完成します。
高さは約70cmです。
支柱は4枚の板を接着剤で貼り合わせて作った中空のもので、中には水槽用の小石を詰めてみました(下画像)。本格的なスタンドでは鉛の粒やジルコンサンドを使うようですが、今回はケチってしまいました。
上下の板と支柱は鬼目ナットを使って接合しました。これは取り外し可能なので、スピーカーを買い替えても常に最適な大きさの天板を用意できます。
肝心の音質も、適当な台を使っていたころと比べると低音と高音の伸びや定位の改善を実感することができ満足です。現在は直置きではなく、スタンドとスピーカーの間にインシュレーター(オーディオテクニカ AT6098)を挟んでいます。
このスタンド用の木材だけ切り出したのでは元の合板がかなり余ってしまってもったいないということで、余分はオーディオラックの側板にしました(天板と底板は別の時に買ったラワンランバーコア材)。こちらも頑丈で良い感じです。