2015年12月30日水曜日

ベトナムの声放送から年賀状

ベトナムの声放送日本語課から、2016年のカード型カレンダーと一足早い年賀状をいただきました。ありがとうございます。

ベトナムのきれいな風景の写真が印刷されています。



カレンダーの背景と年賀状の裏面には、「2016」の数字と猿が組み合わさったデザインが入っています。
調べてみるとベトナムにも干支があるそうで、来年は日本と同じく申年のようです。

2015年12月29日火曜日

14MHz CWトランシーバー SST-20

 私が個人局で所有している唯一のHF機がこちら、アメリカ Wilderness Radio社の20m CWトランシーバーキット SST-20です。
(もちろん普段はケースのフタ閉めてます(^^))
モノバンドのCW QRP機(定格出力2~3W、私の個体は2Wも出ていない)です。これの40m版であるSST-40は日本でもだいぶ売れているようですが、私は

・40mはアンテナが大きくなりすぎる
・せっかく1アマがあるので14メガに出たい
・QRPかつフィルターが甘いこの無線機で40m CWをやる自信が無い

という理由でこの20mバージョンを選びました。

エレクトロデザイン社から購入しましたが、日本語の説明書と保証認定用の送信機系統図が付いており、ありがたかったです。

説明書は非常に丁寧に書かれていて、電子工作が初めての人でも作れるように配慮されています。ゆっくりと慎重に作りましたが、部品点数が少ないので4時間程度で完成しました。
ちょっとした改造を加えて同調用のバリキャップをスイッチで切り替えられるようにしたので、オリジナルより周波数可変範囲が若干広くなっています。

前面には、左から
・音量の調整つまみ
・イヤホンジャック(スピーカーは無し)
・LED(Sメーター代わり)
・周波数可変範囲変更スイッチ(上記の改造で取り付けたもの。本来は無し)
・周波数の調整つまみ

背面には、左から
・キージャック
・電源用ジャック
・電源スイッチ
・BNC端子
・RF Gainつまみ

があります。

保証認定も特にトラブルなく簡単に取れ、今年10月末に新しい免許状が届きました。
今年のJARL QRPコンテストにはこの無線機で参加しましたが、周波数ズレも気になるほどではなく、受信音も静かでなかなか良かったです。

けっこうしっかりしたつくりなので、ながく使えそうです。


2015年12月28日月曜日

AUX 音量アップ用のトランス

ウォークマンのヘッドホン端子と車やオーディオ機器のAUX端子を繋いでも、インピーダンスの違いのせいでなかなかじゅうぶんな音量が出てくれません。

そこで、トランスを使ってちょっとした工作をすることにしました。


有名なトランス ST-32を2個(左右チャンネル用に1個ずつ)使っただけの超簡単な回路です。
ちょっと奮発して金属ケースに入れたので、永く使えそうです。もちろん実用性もバッチリで、ボリュームを上げなくてもしっかり音が出るようになりました。

音質は多少劣化するのかもしれませんが、圧縮音源を安物のカーステレオで聞くにあたって気にするほどのことではないでしょう。

BOSE Wave Music System の修理

先日、故障したBOSE Wave Music Systemをタダで入手しました。
不具合の内容は、「リモコン操作を受け付けない」というもの。

この機種は全ての操作をリモコンで行うので、リモコンが使えなければタダの置物です。早速修理できないか見てみることにしました。

まずは一応リモコンのチェック。カメラで発光部を写すと赤外線が出ているのが見えます。問題ないようです。

次に疑ったのは赤外線受光モジュール。
この機種は本体の底のネジを数本外すと簡単にフタが開く親切設計。受光モジュールは液晶パネルの左側に付いています。

この素子の電圧を測ってみたところ、やはり怪しいようでした。電源電圧(約5V)はちゃんと来ていますが、出力が変です。本来ならデジタル出力のはずですが、周囲の光量に従ってアナログ的な電圧出力をしています。

というわけで早速、秋葉原の秋月電子に行って赤外線受光モジュールを調達してきました。
購入したのはこれ

帰って取り替えようとするも、(初めから分かっていたことではありますが)部品の足のピッチが合いません。元の部品は1.27mm、今回買ったのは2.54mmピッチ。おまけに、ピン配列も違います。
そのせいで若干汚くなりましたが、なんとかはんだ付け完了。

みごと動作しました。

壁が薄いところに住んでいるのであまり大きな音を出せませんが、これでいつでも良い音を楽しめるようになりました。

BOSEに修理を頼むとかなりお金がかかりそうですが、自分でやったおかげで実質50円の出費で済み、大満足です。

AUX入力を使って外部機器を接続するときは、これを使っています。
AUX 音量アップ用のトランス (当ブログの記事)