2016年3月17日木曜日

山で昼間の遠距離受信

夜間に中波の遠距離受信ができるのは当たり前ですが、昼はどれくらい聞こえるのでしょうか。
中学生の頃にも実験したことがありますが、改めて調べてみようと昨晩思いたちました。
急な思い付きだったので準備も何もなく、中高の同級生であるJO4ESQ局を誘って手ごろな山で今日実験してきました。

登ったのは広島県広島市西区の見越山(通称)。標高315mと登りやすく、広島市内からのアクセスもよく、山頂がそこそこ広く登山客もあまり多くないので好都合です。

受信機はESQ局と私がそれぞれ持ってきたSONYのICF-SW7600GRを使いました。1台でもできますが、2台あるとパラチェックができて局の同定が簡単になります。アンテナは内蔵バーアンテナです。(下の画像で2台とも時間表示がめちゃくちゃなのはご愛敬)


ここで中波を上から下まで受信し、聞こえた局の位置をGoogle earth上にプロットしてみました。

受信日時は2016年3月17日 12~13時(JST)。


送信出力1kW未満の局は青、1kW以上10kW未満の局は黄、10kW以上の局は赤のピンで示しています。広島のローカル局は省略しています。"A"と書いてある赤いピンが受信場所です。

そんなに驚くような結果は出ませんでした。最も遠い局が韓国のKBS大邱放送総局 慶山局(738kHz 100kW)で約360kmでした。数年前に山で50mのアンテナを張ったときは昼でも平壌放送が聞こえていましたが、内蔵アンテナではまあこんなものでしょう。
夜の中波DXと比べると聞こえる範囲はもちろん狭いですが、受信状態が安定しているので聞きやすくて良いですね。

今度は良いアンテナを用意して、再度昼の中波遠距離受信を試してみたいものです。

おまけ:山頂からの眺め(広島市内方面)




2 件のコメント:

  1. こんにちは。ケレン味のない挑戦が新鮮です。見習わせていただきますね。

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    1. いえいえ、ただの行き当たりばったりです(汗)。

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