「100円ヘンテナで地デジ受信(1)」の続き。
さて、今回は前回100円で作った2λ/3ヘンテナを実際に使ってみます。
ここで間違いがちなのが偏波です。ヘンテナは縦長になるよう置くと水平偏波、横長だと垂直偏波になります。今回は東京(水平偏波)で使うので、縦長になるようベランダに吊るしました。
では実際に地デジ(フルセグ)の電波を受信してみます。
今回は、比較用としてh型アンテナを準備しました。これはダイポール程度の利得しかありませんがはんだ付け無しで作れる簡単なアンテナです。ヘンテナと同じく500MHz用のものを作り、ヘンテナと同じくベランダに吊るしました。
まず、h型アンテナでTOKYO MXを受信してみます。この局を選んだのは、スカイツリーからの電波の中でもっとも信号レベルが低かったためです。
信号レベル11、まったく復調できません。
次に、今回作ったヘンテナを試してみます。
信号レベル50、ほぼ安定して視聴できるようになりました。
スカイツリーから送信されている他の局の信号レベルは80(最高値)にはりついています。
というわけで、108円でそこそこ使えるアンテナを作ることができました。
今度は多エレメント化にも挑戦してみたいと思っています。
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