一度組んでケースに入れたものの、いくつかの失敗(音量が小さい、端子の左右ミス)のため再びバラされていたアンプを完成させました。
正面パネルにはボリュームとスイッチだけ。間違うことは無さそうなのでレタリングは省略します。
背面は左から入力(3.5mmステレオ)、出力左、同右、電源。
前回の記事の時点では出力のジャックの色が左右反転していましたが、直しました。
基板はケースの天井から逆さづりにしてあります。つまり、上の内部写真は下から撮ったものに相当します。
ケースの穴あけでミスがあり電源ジャックと音声入力ジャックの位置が逆になってしまったため、配線が少々長くなってしまった箇所がありますが実用上問題ありません。
オリジナルからの変更点は
・いくつかのコンデンサをオーディオ用に変更
・電源のコンデンサを1000μFから2200μFに変更
・R3とR4を100kΩから10kΩに変更
・VR1とVR2を半固定抵抗から可変抵抗に変更
・R1とR2を150Ωに変更(ゲインを抑えめにする)
・ICに放熱板を追加
といったところでしょうか。
この程度のアンプにオーディオ用コンデンサを使っても大したものはできないと思いますが、まあ自己満足です。金色のコンデンサはキレイですし良いでしょう(適当)。
また、このICは放熱用の羽根の位置の関係上、一般的なヒートシンクが取り付けられないので、片面ギザギザのアルミ板に自分で穴をあけてICの放熱フィンを挟みこんでみました。これで1時間ほどボリューム中程度で聞いてみましたが、とくに問題ないようです。
ノイズはボリュームを最大まで回しきってようやく聞こえる程度で、これも特に問題ありません。R2を大きくしてゲインを低めにしているので、低音もそこそこ出ていて悪くないようです。既製品ではなく自分で手をかけたという満足感による脳内補正のおかげもあり、音質はけっこう良いように思われます。
携帯音楽プレーヤーやパソコンの音を大きなスピーカーで手軽に聞きたいときにはじゅうぶんです。
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