2018年1月9日火曜日

ツェナーダイオードとLEDのノイズ測定(半分失敗)

今計画中の自作ヘッドホンアンプの回路内で定電圧を作る必要があり、4.7Vのツェナーダイオードを使うつもりでいます。
ところが…ツェナーダイオードはノイズが多いから使いたくない!という話をよく聞きます。ツェナーのノイズを嫌って、LEDを定電圧素子として使う場合もあるようです。自作オーディオ界隈だとLED電源というのが有名ですね。

2018年1月5日金曜日

テルミンの設計と製作(4)完成

前回までの記事でテルミンの回路が全部できたので、ケースに組み込みました。




タカチのプラスチックケース TW11-5-22を使いました。
アンテナはBNCコネクタで接続するタイプで、取り外し・伸縮可能です。
電源には12V 100mA以上の適当なACアダプタが使えます。スイッチング式だと多かれ少なかれ出力にノイズが乗るので、トランス式のものが必要です。

動作させてみました。



このテルミンはスピーカーを内蔵していないので、外部のアンプを通して動画の右後ろに映っているスピーカーから音を出しています。
最初はエフェクターなしで、36秒頃からディストーション、50秒頃からディレイを入れています。
案外難しく、まだ曲を演奏する段階には至っていません。

アンテナと直列にコイルを入れると演奏しやすくなると聞いたのですが、いろいろなインダクタで実験してみても周波数可変範囲が狭くなるだけで全然演奏しやすくならなかったのでやめました。

最後に、全回路図を載せておきます。
メイン基板で1枚、エフェクター基板で1枚、基板に載っていない部品で1枚の計3枚です。


メイン基板


エフェクター基板

基板外の配線図
音声信号のラインにはトロイダルコアを使ったコモンモードフィルタ、電源ラインには市販のEMIフィルタを入れました。これらがないと、テルミンに繋いだ音声ケーブルや電源ケーブルに手を近づけるだけで微妙に音が変わってしまいます。

もうちょっと回路をブラッシュアップしたいところですが、動作に問題がないのでとりあえずよしとします。
秋葉原の店頭で手に入る部品しか使っていないので、部品の入手に困ることは今のところ無いはずです。ぜひ読者の皆様も作ってみてください。

おわり

テルミンの設計と製作(3)エフェクター部

前回までの記事でテルミンは完成しているのですが、ただのテルミンでは面白くないのでエフェクターを内蔵させましょう!

…しかし楽器の演奏は全くやらないので、エフェクターを作ったことがないのは勿論、どんな種類のものがあるのかも全然知りませんでした。
そこでwebでいろいろなエフェクターについて調べたり試聴したりして、まずはディレイをつくることにしました。

ディレイ用のICとしては、秋月で買えるPT2399が便利です。早速これを買ってきてほぼデータシート通りの回路を組んだら、すんなり動いてくれました。ディレイ時間は約40mSから数百mSまで半固定抵抗で変えらるようにしました。
これは簡単で面白くて良いですね。いろいろ遊べそうです。


ディレイだけだと2回路入りのオペアンプが1回路余っていてもったいないので、ついでにディストーションを実装することにしました。
いろいろなディストーション・エフェクターの回路図を見てみましたが、ダイオードで波形をクリップさせるタイプが一般的であるようです。
というわけで(?)、全然違うタイプのものを作ってみました。下に示す回路図の右上の部分です。
出力波形はダイオード式と全然違うので、音も違うでしょう。ディストーションと呼んでいいのかどうかは分かりませんが、歪んでいることには違いないのでディストーションということにしておきます。

できたエフェクター部の回路図です。
(2018年1月7日 図の高解像度化・赤文字の追加)


完成した基板はこんな感じです。
秋月のC基板にぴったり収まりました。


これでテルミンの基板は全部できたので、あとはケースに組み込んだら完成です。次回の記事はまとめ。