このプリアンプ(とその電源)の回路図を基板から起こしてみました。
※回路図と基板の部品番号は対応していません。
電源回路
電源回路は単純な無帰還タイプで、あまり特性は良くなさそうです。しかも大元がスイッチング電源ですから、なおさらこの粗末さが気になります。上の回路図では負電源を省略していますが、正電源と同等のものです。
電源回路
プリアンプ回路
アンプ回路のほうもありふれたものです。使われているオペアンプLM4562はLME49720とほぼ同等のものらしく、悪くなさそうです。ゲインは5.4倍 (≒14.6dB)です。モジュール全体のゲインが公称26dBなので、UcDアンプ自体のゲインは約11.4dBであることが分かります。私のように狭い部屋で鳴らす分には26dBのゲインは過大ですから、何か工夫してゲインを下げたいところです。
次回は、このモジュールに多少の改造を加えます。
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