2019年3月14日木曜日

UcD180HGのプリアンプ回路

UcDアンプ単体では入力インピーダンスが低すぎるそうで、UcD180HGではUcDアンプの前段にオペアンプを用いたプリアンプが付いています。
このプリアンプ(とその電源)の回路図を基板から起こしてみました。


※回路図と基板の部品番号は対応していません。


電源回路

電源回路は単純な無帰還タイプで、あまり特性は良くなさそうです。しかも大元がスイッチング電源ですから、なおさらこの粗末さが気になります。
上の回路図では負電源を省略していますが、正電源と同等のものです。
電源回路

プリアンプ回路

アンプ回路のほうもありふれたものです。使われているオペアンプLM4562はLME49720とほぼ同等のものらしく、悪くなさそうです。
ゲインは5.4倍 (≒14.6dB)です。モジュール全体のゲインが公称26dBなので、UcDアンプ自体のゲインは約11.4dBであることが分かります。私のように狭い部屋で鳴らす分には26dBのゲインは過大ですから、何か工夫してゲインを下げたいところです。

次回は、このモジュールに多少の改造を加えます。

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