入口でパンフレットと「一般」と書かれた札をもらって入場。(確か「放送関係者」「メーカー」というような札もあった)
中は展示品ごとのブースになっており、ブースごとに担当の方が丁寧に説明してくださいました。
中継車の場所を把握し自動でアンテナを回すシステムや…(下画像)
22.2chというとんでもないオーディオ信号を作るシステムもありました(下画像)
BCLerとして気になったのは、ラジオの受信状態を客観的に評価するシステム(下画像)。
簡単に言うと「NHKラジオのネット配信サービス『らじる☆らじる』のクリアな音声と受信機で受信した音声を比較し相関係数を求めることで受信状態を数値化する」という仕組みです(私の解釈が間違っていなければ)。
AM放送と「らじる☆らじる」では音声の帯域幅もダイナミックレンジもかなり違うので、AM放送に合わせてやらなければいけないと係の方が話しておられました。まだそれが完全にできていないので、完璧な受信状態であっても相関係数が上がりきらないことがあるとか。
こんなシステムをいつでも使えれば、受信報告書のSINPOコードの記述が客観的にできるようになりますね。
外に出ると、8Kスーパーハイビジョン中継車(世界初らしい)が停めてあり、中を見学できるようになっていました。
内部ははっきり言って何がどうなっているのかよく分かりませんでした(汗
NHKは8K対応中継車を他にも所有しており、既に実際の放送で使われた経験もあるそうです。
現在1両はスーパーボウルのために渡米していて、そのまま日本に帰らずリオ五輪の取材に向かうとのことでした。
以下、内部の様子です。
かなりの大型車で、ブレーカーは確か合計750Aのものだったと記憶しています。電源の確保が大変そうですね。
会場を出るときにアンケートに回答したら、NHKのクリアファイルとメモ帳がもらえました。
平日3日間のみの展示でしたが、何とか時間を作って行くことができて良かったです。
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