2016年2月17日水曜日

RTL-SDRにヒートシンクを付ける など

以前から持っていたFC0013チューナー搭載のRTL-SDRはあまり発熱しないようですが、最近買ったR820Tチューナー搭載のものはだいぶ発熱が気になります。温度が上がり過ぎると感度が下がるといった話も聞くので、対策を取ることにしました。

まず秋葉原の千石電商で、適当なヒートシンクを購入。
次に無線部の部室で取り付け作業…

ケースに四角い穴をあけ、チップの裏に熱伝導性のあるテープで放熱板を取りつけました。



テープの粘着力はそんなに強くないのですぐはがれそうですが、実はそんなことはありません。
穴をギリギリのサイズで開けてあるので、下の写真のように逆さまにしてもヒートシンクの底部が引っ掛かり、ケースの外に落ちないようになっています。



また、チップの表にも、オマケ程度にアルミの放熱板を貼っておきました。



せっかくフタを開けたので、他の部分もいじってしまいます。
このドングルをUSB端子に接続するとパイロットランプが点くのですが、これが非常に明るい青色のLEDで、あまり好みではありませんでした。そこで、私の好みの色のLEDに付け替えることにしました。
このドングルの回路はアースが広く取ってあるのでLEDを外すときにハンダがなかなかとけず、同軸ケーブルのハンダ付けに使うようなハイパワーのこてを持ち出す羽目になり案外大変でした。

交換前


交換後


あたたかみのある橙色にしてみました。(最初は奇をてらって自動で色が変わるLEDにしようかと思ったのですが、ちょっと悪趣味に思えたのでやめました。)

というわけで、以前のクリスタル交換に続いて2度目のSDR改造でした。すでに改造費用だけでこのドングルの本体価格を超えてるんですが…
でも、こうして自分だけの機械を作っていくのも楽しいですね。


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