2018年3月7日水曜日

東京から門司までフェリーで行ってみた (1)

東京から広島の実家に帰省するのによく新幹線を利用していましたが飽きたので、東京からフェリーで門司(北九州市)まで行って在来線で広島に戻ることにしました。
このフェリーは夜に東京を出発して翌々日の朝に門司に着くので、船内で2泊することになります。暇を持て余すことになるのではと若干心配しましたが、なかなか楽しい船旅になったので紹介します。かっこよく言えば乗船記でしょうか。

さて、私がフェリーに乗り込んだのは去る3月4日(日曜日)。18時に有明から出港ということで、その約1時間20分前にフェリーターミナル最寄りの国際展示場駅に到着しました。この駅から無料の送迎車が出ているので利用します。


送迎車乗り場は国際展示場駅の改札を出て右側。ここで待つこと10分、やって来たのはハイエースでした。乗客は私ひとり。この送迎車に乗って5分ほどでフェリーターミナルに着きました。

↑駅からフェリーターミナルまで送ってくれた車

フェリーターミナルはきれいで立派なものですが、中はガラガラ。2階に上がると今回利用するオーシャン東九フェリーの窓口だけが開いていました。


今回はインターネットで予約と支払い(ネット予約割と学割を使って13,730円)を済ませていたので、窓口の人に予約番号を示して学割関連の簡単な書類を書くとすぐ乗船券をもらえました。
3階には広い待合室があり、2, 3名の先客が乗船開始を待っていました。

↑広く立派な待合室ですがガラガラです

待合室の大きな窓からはまもなく乗る予定の船「フェリーどうご」がよく見えました。この航路は2016年に相次いで就航した「フェリーびざん」「フェリーしまんと」「フェリーどうご」「フェリーりつりん」の4隻によって運航されていますが、どの船も大きさや設備は同じようです。総トン数約13000トン、全長191m、幅27mです。

↑今回乗る船「フェリーどうご」

待合室でしばらくツイッターを見て時間を潰していると、自動車の乗船案内に続いて徒歩の旅客の乗船案内のアナウンスがかかりました。出港30分前のことです。上の画像の右に写っている長いボーディングブリッジを渡って乗船しました。

船室に荷物を置き、しばらくうろうろしているとすぐ出港時間です。展望デッキに上がって東京湾の眺めを楽しみました。

↑出港

さて、出港後しばらくは展望デッキでアマチュア無線の運用などを楽しんでいましたが、かなり風が強くなってきてまっすぐ立っているのも困難になったので船内に戻って夕食をとることにしました。
船内の見取り図はこんな感じです。


このフェリーには食堂がありません。その代わり、オーシャンプラザという大げさ立派な名前が付いたスペースに自動販売機が12台も設置されています。

↑オーシャンプラザ

上の写真のオーシャンプラザはガラガラに見えますが、そもそも旅客定員252名の船におそらく10人も乗っていないのでどこもこんな感じです。この船の主な収入源は貨物なので、多分この状態でもやっていけるのでしょう。

オーシャンプラザにある自販機を全て撮影してきたので以下に掲載します。
掲載順は自動販売機の並び順(左から)。



お菓子

飲料

ご飯もの

ご飯もの・サンドウィッチ・スパゲティ

惣菜・ご飯もの

麺類・おにぎり・氷など


おつまみ・菓子パン

インスタント味噌汁・惣菜・カップラーメン・インスタントコーヒーなど

各種カップヌードル

アイス


全体的に、安くはありませんがそこまで高いわけでもないという印象です。コンビニと同じくらいですね。両端が酒類で、中央に近づくほどまともな(?)食事になっていくという並べ方でしょうか。
また、自販機以外の飲食関連設備として
・煎茶(温/冷)、ほうじ茶(温/冷)、熱湯、冷水のサーバー(無料)
・電子レンジ8台
・紙コップ、割り箸、使い捨ての皿とフォークとスプーン
・各種調味料
がありました。

ここまで自販機の写真を載せまくっておいて何ですが、初日の夕食はここの自販機では買わず、国際展示場駅前のコンビニで買った弁当と持参したインスタント味噌汁で済ませてしまいました。
電子レンジは自由に使えますしウォーターサーバーからお湯も出せるので、いろいろな食料品を持ち込むのも良いと思います。

食事が済んだら風呂です。船では水を自由に使えないというイメージがありましたが、たった1日や2日の航海でそんなことはありません。地上の銭湯と同じ感覚で普通に入浴することができます。バスタオルは船内で買えますし、リンスインシャンプーとボディソープは浴室内にあるので準備は不要。しかも浴室は24時間使えます。
浴室内には細長い浴槽ひとつ(推定約6m×1.5m)と数人分の洗い場、更にそれとは別にシャワー室が設けられていました。船の揺れに合わせて浴槽のお湯が揺れ動くのがおもしろいです。




風呂から上がったあとは、地上のコンビニで買っておいた小瓶の安ウイスキーをハイボールで。
500mLの炭酸水は船内の自販機で調達しました(110円)。

この晩はまだずっと沿岸を航行しており、窓際では携帯電話もWiMAXも常時安定して繋がっていたので退屈しませんでした。ひとり旅でもツイッターさえ開けば1000人以上の同行者(フォロワーさん)が現れますから。

肝心の寝場所の紹介を忘れていました。私が利用したのは一番安い2等船室、窓なしの16人部屋です。と言っても雑魚寝ではなく、ちょっとしたカプセルホテル風に仕切られています。


この16人部屋、なんと他に誰も乗客がおらず気が楽でした。


枕元にはライトと1口のコンセントとビニール製のポケット、足元には小さい棚があります。
寝転がるとエンジンの振動が体に伝わってきます。気になる人もいるかもしれませんが私はぐっすり眠れました。なお、船内はどこもエアコンがかかっていて温度も快適です。

次回はフェリーの旅2日目・3日目。

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