このアンプでは、DCオフセットとバイアス電流の調整用にいくつかの半固定抵抗が使われています。これは劣化しやすい部品なので、一応交換しておきました。
前回と同じくプリアンプ基板は無視して、パワーアンプ基板上の4つ(1chあたり)の半固定抵抗を取りかえます。1kΩが2つ、100Ωと500Ωが1つずつで全て側面調整式のものです。
1kΩはTOCOSのGF063、100Ωと500ΩはコパルのRJ-6Xを使いました。
ここで注意しておくべきはピン配置。1kΩのものはスライダーピンが後ろ、100Ωと500Ωのものは前(調整面側)です。
適当に交換するだけだとDCオフセットやバイアス電流がとんでもなく狂ってしまうので、外した半固定抵抗の抵抗値を測定し、新しいものを大体それに合わせてから取り付けました。
↑半固定抵抗交換後の基板
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