2019年4月27日土曜日

ES9038Q2M DAC内蔵ヘッドホンアンプの製作 (3) ケース & まとめ

このDACの記事もいよいよ最終回です。

ケースにはタカチ YM-250を使いました。


これで完成…のはずでしたが、ひとつだけ気になるところがありました。

ボリュームに東京コスモス電機の密閉型(いわゆる通信機器用)のものを採用したところ、これの軸が長いためにツマミがケースからかなり離れてしまったのです。


これはかなりカッコ悪いので、板を貼ってごまかすことにしました。
3mm厚のアガチスをカッターナイフで切り出して、


水性ニスを塗っては乾かし、乾かしては塗ること4回。


計算通り、隙間がピッタリうまりました。


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バランス化改造済みのK712PROとセットで完成記念の写真を撮りました。


カッコイイ…と感じるかどうかは読者の皆様次第ですが、なかなか印象的なデザインのアンプであることは間違いないでしょう。

K712PROとバランス接続して聴いた音に派手さは皆無。おとなしい中にもパワーの余裕が感じられ、音量を上げても破綻は一切ありません。細かい音も非常によく出ています。10万円くらいの製品と比べても許されるだろうと思います。

デスク上の限られたスペースを有効活用するため、やむをえず液晶モニタの下敷きになってもらいました。


さいごに、全回路図を載せておきます。

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